朝日連峰 八久和川水系 中俣沢 2008.09 |
|
山 域 | 朝日連峰 八久和川水系 中俣沢 |
日 時 | 200年9月13日(土)〜15日(月) |
メンバー | 柴田 上野 坂野 ※遡行記録へ |
行 程 | 【行程】 13日 南俣沢出合6:25〜天狗角力取山10:30〜出合川12:32〜呂滝13:11〜西俣沢出合手前テン場16:50 14日 テン場8:00〜ゴルジュ帯〜中俣沢出合8:52〜連瀑帯手前14:00〜連瀑帯終了15:30〜狐穴小屋17:00 15日 狐穴小屋8:00〜北寒江山〜竜門小屋9:46〜日暮沢小屋13:15 |
天 候 | 9月13日 曇りのち時々雨 14日 曇りのち時々雨 15日 曇り |
コメント | 朝日連峰でNo.1の秀渓ともいえる中俣沢は、明るくて楽しい沢登りで再び訪れたくなる。天候には今ひとつ恵まれなかったものの、幸い増水も無くて快適な遡行。竿を出せなかった事は悔やまれるが、今度は釣り専で訪れてみるか? |
天狗角力取山で小休止の後は出合川へ下降
出合川のスタート地点は平凡な河原歩きから
間もなく泳ぎのプールが待ち構える
クライミング系の柴田氏と釣り人系の上野さんのコース取りの違い
結局は泳がなければ前進は不可
FIの隠れ滝は一旦戻って左から容易な高巻き
花崗岩にはエメラルドグリーンの水面が良く似合う
次第に雨がパラパラ落ちてくるがそのまま前進
釣り人にとっては大イワナ狙いポイントの呂滝
左にはしっかりと踏まれた高巻ロードが・・・・
次第に強くなる雨がちょっと気になるが・・・
水線突破が身上の上野さんが行く
やっと到着したテン場は清水の湧き出る高台の池の隣 イワナが姿を見せた
岩魚は無いが豊富なマキで濡れた体も温まり宴会も盛り上がる
遅めの出発の頃には青空も見えてきたが・・・
釣り人が先行した後では我々の出番など無い
朝からの泳ぎは流石に勘弁して欲しい
先行する日帰り釣り人はやがて右の西俣沢へと姿を消した
オバラメキ方面の東俣沢周辺
水量も少なめで中俣沢へと抜けるゴルジュ帯は歩き易い
雨が降ればあっという間の濁流が来そうな雰囲気
東俣沢(左)と中俣沢(右)の出合
中俣沢の最初の滝を越えると渓の状況は一変する
滝と釜が連続してへつりと泳ぎの繰り返しが続く
アイスハンマーを効かせて微妙な草付を下降する。 余りお付き合いしたくありません
全体的に開けて明るいコースは楽しい遡行が続く
花崗岩のフリクションを効かせて快適に高度を上げる
豪雪を物語る植生の薄い飯豊・朝日連峰特有のV字谷
嫌らしい草付と腕力勝負の辛い高巻は出てこない様子
雨も上がって日が差すと体も温まる
カッパになった気分だって悪くは無い
中俣沢の精通者はどんどん先を行く
こんな所が自宅のそばに有れば夏は快適
ネコ系の柴田氏とカッパ系の上野さんの構図
せっかく辿り着いたものの水面下が深くえぐられて取り付けずに退却
快適で登り易い滝が続く
唯一竿出したポイントだったがまったく魚信なし。魚止めの滝は中俣沢出合あたりでしょう。
ルートファイングを誤ると辛い大高巻
ロープ無しでどんどん先を行く
花崗岩のフリクションを楽しみながらの遡行
トップは立ち止まる事を忘れている様子
冷たい噴水で喉を潤す
直登可能な滝はルートも明瞭
やや癒し系のような雰囲気
大きな釜を持った滝は少し戻って右の枝沢を詰めてからトラバース高巻
この滝も右から楽勝に越えて行く
シャワークライムは遠慮して右から直登する
連続する滝には次第に体が付いて行かなくなる
水量が少なめで今回はラッキーな遡行
再び雨がパラついてくると寒くて体を動かしていないと辛い
3年前には高巻で苦労したと言うCS滝
少し戻って右の枝沢を詰めてから草付をトラバース
今回は適切なコース取りで余裕の雰囲気
しかしロープ無しの草付下降は緊張する
朝日連峰でこの様な開放感のある所は少ないのでは?
いよいよ登場したフィナーレの連瀑帯
さらにロープ無しでどんどん前進する
連瀑帯を前に大休止とする
連瀑帯を前にポーズをとってみる
二俣の右に掛かる大滝
連瀑帯最初の滝に取り付く
2〜3段目は豪快に直登出来る
おのおの好きなコースを辿ってクリアーする
乾いた花崗岩を登る上野さん
中段の滝は傾斜の落ちた草付帯を右からまとめて3本ほど高巻く
次第に高度感が出て来てスケールの大きさを感じる
上段の滝を目差して超えて行く
あとは2本の滝を残すのみ
最後の滝は右から巻いてフナーレとなる
後は草原地帯を根気欲詰めて狐穴小屋へ
翌朝の狐穴小屋で管理人の安達さんと