朝日連峰 以東岳 西俣沢右俣滑降 2006.05 |
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山 域 | 朝日連邦 以東岳(1771.4m) ※山行記録へ |
日 時 | 2006年5月4〜6日 |
メンバー | 単独 |
行 程 | 東大鳥ダム=泡滝ダム〜茶畑山〜オツボ峰〜以東岳〜西俣沢滑降〜以東岳〜オツボ峰〜茶畑山〜泡滝ダム〜東大鳥ダム |
天 候 | 5月4日 晴れ 5日 曇りのち風雨 6日 濃霧後曇り |
コメント | 積雪期の以東岳は何処からのアプローチをとっても遠いが、茶畑山経由のコースはこの時期素晴らしいスキーツアーのコース。悪天候の為一本のみの滑降で終わったが、静かな大斜面を独り占めして豪快に滑って満足。 |
西俣沢右俣の滑降コース
東大鳥ダムからはすぐスキーで歩ける
所々ブロックが堆積している
上高地から梓川沿いに横尾を目指す雰囲気に似ている
ブロックの崩壊はまだ最近の模様
デブリは本流まで押し出している
正面は泡滝ダムから茶畑に至る尾根
茶畑山への取り付き点に立つマタギ小屋。後ろにはクマ2頭の解体の跡。
ロボット雨量観測所手前の尾根
上部は雪庇とクラックが連続して出てくる
茶畑山手前には3張りのテントが
以東岳北面の尾根も快適なコースに見える
茶畑山から北側へ伸びる尾根
月山西面の姿も美しい
茶畑山以北の芝倉山(1221m)
茶畑山から見る戸立山方面のコース
戸立山直下の斜面は雪庇とクラックが出迎えてくれる
茶畑山方面を振り返って
中々たどり着けない戸立山(1552.1m)
戸立山からオツボ峰まではアップダウンも少なく景色も良い
オツボ峰(左のピーク)から以東岳もやはり距離が有る
後ろを振り返ると
三角峰越しに以東岳を望む
以東岳北面も格好の対象となる模様
三角峰を下ると大鳥池に下る登山道に出る
三角峰から後ろを振り返って
三角峰からの戸立山が遠い
出合川を挟んで障子岳の西面を見る
山頂直下にぽつんとたたずむ以東小屋
以東岳ピーク手前から東に伸びる尾根
オツボ峰で大休止
オツボ峰から大鳥池を俯瞰する。左は化穴山(1505.9m) 右は甚六山(1426.8m)
以東岳から化穴山(右)と大鳥池
以東岳から南下する主稜線。左が大朝日岳。
西俣沢右俣の面白そうな急斜面
斜面はフラットでクラックも無い綺麗だ
東面の雪の付きは良く何本かのコースが取れる。
快晴無風の素晴らしい晴天
狐穴小屋へ至る主稜線
以東岳から真っ白な大鳥池が直下に見える
甚六山と大鳥池
ひっそりと立つ以東小屋。大鳥池側からは吹きさらしの風にさらされる。
以東岳から歩き通した茶畑山方面の尾根コース
以東岳からオツボ峰への北側稜線
以東小屋から見る日本海に沈む夕日
5月6日 以東岳山頂から東面の大斜面へトラバース
西俣沢右俣の谷底方面
大斜面のトップに立ってからドロップイン
最初は風も無く視界も利いていたが・・・・。
直下の大斜面をミドルターンで豪快に下降する
滝とゴルジュの連続する西俣沢もすっかり雪の下
快適斜面が続いてスキーも走りもう止まらない
大雪で埋め尽くされた西俣沢はまるで楽園
西俣沢右俣出合付近
すっかり雪に覆れた左俣出合から上部
おそらく大きな滝が掛かっている模様
終了地点から上部を見上げる
まだブロックは落ちきっていない様子
以東岳まで700mの登り返しが待っている
次第に風が強まって雲が出てくる
中間部で中俣沢方面を見下ろす
5月7日 不覚にも戸立山を過ぎた辺りでクラックに落ちる
戸立山を通過する頃よりガスが切れてくる
大きなものは深さ6mほど有る
茶畑山でシールを外すと後は一気に下降
雪庇を慎重にクリアーしながら泡滝ダムへ下降する
ブッシュが出て来て途中2箇所でスキーを外す
雪庇の上を慎重に滑って高度を下げる
下りは登りの半分ほど(6時間)で東大鳥ダムに帰着