ほとんどは登山者でスキーヤーは3人程だが、日帰りの割にはザックがちょっと大きいような気配がした。山頂についてみると少し下がったコルでは宴会場の設営が進んでおり、どうやら新潟の山岳会の皆さんの親睦会で15人ほどの宴会山行のようだった。
山頂で一人でゆっくりくつろいでいると下から声が掛かりちょっとだけ飛び入り参加。ブロック壁で囲まれた宴会場の立派なテーブルにはビール・日本酒が並んで持ち寄った見事な肴は様々。イワナの骨酒を所望してご機嫌でした。
快晴無風の日で気温は上昇し雪は腐って重そうでちょっと気が重いが、今日はちょっと捻くれて北側の斜面を俯瞰して下降路を北尾根に決める。尾根の下部は見えないので多少不安もあるが、コースは明瞭なので余り深く考えずに山頂を後にする。
山頂直下はやや狭くて窮屈だが次第に尾根は広がり、ショートターンで刻んで急斜面をクリアーするとなだらかになり、後はまったりムードで広い尾根の斜面をゆっくり降りてゆく。モナカ雪はなくややザラメ化してきて悪雪とはならず、下の杉の植林地を目指して快適に降りてゆくと砂防ダムに到着する。今日は気温が高かったが、北斜面のため1月〜2月頃は快適なパウダーコースかもしれない。